昨日、年長のUちゃんが、玄関を開けると同時に、大きな声で言いました。
「せんせい、せんせいのおにわに、すーぱーまんがいるよ!」
「スーパーマン?えー?どこに?」
「あっち。くるまのところ。」とUちゃんが答えます。
一瞬、頭が混乱しました。
「ハロウィーンが近いから、誰かがスーパーマンのコスプレしてる?でも、こんな時間に何のため???」(心の声)
慌てて靴を履き、Uちゃんと一緒に駐車場に向かうと、そこにいたのは……月でした。
Uちゃんは、『スーパームーン』がうまく発音できずに、『スーパーマン』になっていたのです。
東の空の低い位置に浮かぶ月は、少しだけ赤みがかって大きく見えて、とっても綺麗でした。
そのせいか、いつもよりも月との距離が近く感じられて、Uちゃんの言う通り、月が教室に遊びにきているようにも見えます。
「Uちゃん、教えてくれてありがとう!先生レッスンしているから、この時間の月を見られなかった。」
ピアノのレッスンは、夕方から夜にかけてが忙しく、夕日や宵闇の月を眺める機会は、どうしても少なくなります。
少しの時間、Uちゃんとお母様と私と3人で並んで、美しい月を楽しみました。
素敵な月の存在を知らせてくれたUちゃんの優しさと、その詩的な表現に、心が温かくなった出来事でした。
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