M君から「校歌を弾きたい。」と言われて、半年ほど前から一緒に取り組んできました。
校歌の伴奏が、M君の普段やっているレベルより難しかったため、ブロックに分けて少しずつ練習していました。
学校行事で弾くことを予定していたのですが、2小節や4小節単位では弾けるのに、つなげると何度も止まってしまいます。
そんな状態が約1ヶ月続き、練習不足にも見えました。
そのため、「ほかの人にお願いすることも、選択肢として考えてみては。」とアドバイスしました。
ピアノの伴奏は、発表会のソロとは違って、より責任のあるものだと考えています。
イベントとなれば緊張も増すため、なるべく普段のレベルを上げておくことが、ピアノ教師の務めです。
M君とお母様は、担任の先生に相談して、ピアノも聴いてもらったそうです。
先生には、「上手に弾けているから、チャレンジしてみたら。止まってしまってもいいから。」と言われたそうです。
先生のこの言葉が、M君の背中を押してくれたようです。続ける方向で、レッスンが始まりました。
「先生が生徒として歌うからね、それに合わせてね。」
最初は、すぐに止まってしまい、最後の4小節だけ、やっと合わせられるような状態でした。
それでも、ちょっとずつ持ち直せるようになってきて、1ヶ月ほどで、つながりがスムーズになってきました。
9月には、フニャフニャで弱かった音が、伴奏者らしい、しっかりと響く音に変わってきました。
そして、イベントの当日、きちんと弾くことが出来たそうです。
お父様からも「色々な人からM君じょうずだったね、と言われました。」と嬉しい報告がありました。
M君、本当にがんばりました。
お父様、お母様、温かく見守ってくださり、ありがとうございました。
そして、M君の担任の先生、M君への声掛け、ありがとうございました。
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