コロナ禍は、多くの人々の働き方や生き方に大きな影響を与えました。
3年3ヵ月も続いたコロナ禍での教室運営は、試行錯誤の連続の日々でしたが、そのおかげで身に付いた能力があります。
それは、反対向きから英文を読むことが出来るようになったことです。※上の写真の状態で英文を読みます。
コロナ禍以前は、英語のレッスン時は、生徒さんの横側から教えていて、いわゆる家庭教師や個人塾のようなスタイルでした。
しかし、コロナの蔓延を防ぐために、テーブルの中央にアクリル板を置いて、対面式の授業に切り替えました。
最初は、私もテキストを手に持って、それを読みながら説明をしていました。
そのうち、間違いを指摘する場合に、「何行目の中央」などの指示だと授業効率が良くないことに気付きました。
そして、逆さの生徒さんの英文を読みながら、アクリル板の下の空いた隙間から指示棒で指すスタイルに落ち着きました。
毎回それを繰り返していたため、徐々に反対側から無難に読めるようになりました。
でも、ハッキリ言って、これが何の役に立つのでしょうか?多分、誰からも羨ましがられないムダな能力に違いありません。
ただ、しばらくしてから私にもメリットがあったことに気付きました。
それは、普通の向きで英文を読む時に、とっても読みやすい、と感じることです。
当たり前ですが、ストレスなくサラサラ読めるのです。結果、前よりも速読出来るようになりました!
ということで、今回は『不便なことに適応することで、新たな良い変化をもたらすこともある』という私の体験談でした。
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