よくある生徒さんや保護者様からの質問と答えを載せています。参考して頂けたら、と思います。
あくまでも、当教室の方針や規約です。
※教室によって考え方や規約は大きく異なりますので、ご注意下さい。
現在は、教室のレッスン見学は受け付けておりません。
以前、見学希望の方に普通のレッスンを見学して頂いたことがあります。
その時に感じたことは、既存の生徒さんが、いつも以上に緊張してしまい、演奏が崩れてしまうことでした。
初めて会った人に、至近距離からピアノを弾くのをずっと見られていたら、誰でも緊張してしまうものですよね。
その様子を見て、月謝を頂いているのに他人に見られることでパフォーマンスが落ちてしまうのは申し訳ない、と感じました。
見学は出来ませんが、教室の雰囲気を知るために、ぜひ体験レッスンを受けてみて下さい♪
本人がしっかりしている場合は大丈夫です。
不安に思う場合は、最初は車で待機して下さい。何かある時は、お声掛けさせて頂きます。
ほとんどのお子さんは、小学一年生から1人でレッスン出来ています。
大手の音楽教室では、規約上や教室が狭すぎるために、父兄がレッスン室に入って直接見ることが出来ない所もあります。
当教室では、ご家族の方なら、レッスンの様子を自由に見て頂いて結構です。
仕事が早く終わったお父様も、お子さんのレッスンを見たりしています。親子間での会話が増えれば、と思っています。
ただ、最近はSNS上での様々な弊害もあります。
そのため、レッスンの様子や教室をスマホで写真撮影や動画録画などの行為は、ご遠慮下さい。
私も子育てをしてきましたが、どうしても下の子を預けられない時がありました。
もちろん、1人のほうが集中出来るのは確かですが、静かに待っていられるのなら、兄弟を連れてきても大丈夫です。
ただ、動き回ったり奇声を上げたりといったレッスンに支障をきたす行動をする場合には、駐車場の車でお待ち下さい。
また、自然環境が良い場所なので、待ち時間に教室の周りでお散歩も出来ます。
ちなみに、慣れている生徒さんの兄弟などは、塗り絵やお絵かき帳を持参して、静かにテーブルで書いています。
読書をしたり、ドリルなどの学校の宿題をしているお子さんもいます。音を出さないのであれば、許容範囲です。
当教室では、学習塾のような兄弟割引はありません。
ただ、兄弟で習っている場合は2つのレッスン枠になりますので、その中での移動は可能とします。
例えば、片方が体調が悪くて休む場合でも、他方がその時間に入れます。時間を無駄にしないで済みます。
当教室は、引き落としではなく月謝袋を使用しています。月始めのレッスン日に納入をお願いします。
お釣りが無い場合もありますので、なるべくぴったりの金額を用意して頂けると助かります。
私も20代の時は、大手音楽教室や大人数の個人教室で、当たり前のように30分レッスンの指導をしてきました。
フリーになってからも、最初は30分レッスンをしていましたが、音楽を総合的に学ぶには短すぎる、と感じ始めました。
例えば、楽譜が2冊として、弾いてもらって、音やリズムの間違いを指摘して何回か練習したら、それでもう終了です。
特に、小さなお子様は教材の出し入れやワーク作業にも時間がかかるため、正味レッスン時間は25分くらいになります。
確かに、経営的な視点から見れば、30分の方が沢山の人数を入れられて、利益率も上がります。
一方、40分レッスンは、集中力を持たせるために指導側の工夫やメリハリが必要となり、負担が大きいです。
それでも、初期段階から良い耳を作る訓練をしたり、表現力を学ぶことは、かけがえのない財産になると思うのです。
レッスンでは、リトミックやソルフェージュ、歌唱、音感トレーニング、リズム練習なども幅広く取り入れています。
また、ここ10年でお子さんやお母さんを取り巻く環境が大きく変わっていることを肌で感じます。
習い事の数も増え、働くお母さんも多くなり、自宅での毎日のピアノ練習時間の確保は、以前より難しくなっています。
忙しい現代だからこそ、レッスン室で一回でも多く練習させて、生徒さんの脳に音楽を定着させたいと考えています。
集中力が持たない、下のお子さんがいて忙しい、などの理由で30分レッスンにすることも可能です。
その場合でも、時間を確保してあるため月謝は同じ金額になります。慣れてきたら40分に変更することも出来ます。
当教室では、振り替え制度は行っておりません。
指導者は、毎週のレッスン時間を生徒さんのために確保し、教室で待機しています。他の予定を入れられない状態です。
月謝制は、サブスクのようなお得な料金プランとお考え下さい。固定の時間に定期的に通って下さる方への特別料金なのです。
また、近年のピアノ教室の年間レッスン回数は、36~40回が主流になっていて、年間32回の教室も増えつつあります。
そんな中、当教室のレッスンは年間44回なので、回数が多い方に入ります。
学校行事や弔事と重なることは、年に2回くらいなのではないでしょうか。同様に、体調不良で休むのも数回でしょう。
もし、4回休んだとしても年間40回もレッスン出来るのです。
つまり、元々レッスン回数が多いので、振り替えレッスン無しでも十分な回数を満たしていると考えています。
さらに、外出出来ない場合など、当教室はオンラインレッスンも可能です。事前に、オンライン希望と早めに連絡して下さい。
もし、同じ時間に定期的に通うことが難しいという方には、一回ごとに支払う予約制レッスンをおすすめしています。
予約制は、月謝制より料金が少し高くなりますが、『必要な時だけ自由に習いに行ける』というメリットがあります。
イベントで演奏を任された保育士さんや、不規則な仕事に就く社会人の方などが、空いた時間に習いに来ています。
滅多にありませんが、場合によっては、やむを得ず週二回来て頂くこともあります。
それは、保育士の実技試験、発表会や合唱コンクールの伴奏などで、進度が遅過ぎて本番に間に合わない場合です。
長年指導していますが、覚えるスピードや指の運動神経は人それぞれで、時に計画通りに進まないことも起こります。
その場合は、理由をお伝えして補講レッスンに来て頂いています。目標を達成することが最優先だと思うからです。
追加レッスンは、レベルに関係無く一回一律1500円で翌月の月謝と一緒に回数分を支払うシステムにしています。
あります。教室規約が書かれた用紙を、入会した方に必ずお渡ししています。
口頭による説明だけでは、時に勘違いも生じます。トラブルを未然に防ぎ、気持ち良く通って頂けるように設けました。
このQ&Aに記した内容と同じ内容を短くまとめています。追加項目も若干ありますので、よくお読み下さい。
また、レッスンを受ける上でのマナーなど注意事項も明記しています。(一般常識的なことがほとんどです。)
なるべく早めに辞める時期をお知らせ下さい。遅くとも、退会する1ヶ月前までに伝えて下さい。
辞めることを知らないと、次のレベルの楽譜などを購入してしまい、結局無駄になってしまう時もあるからです。
また、その時間帯に入りたい生徒さんが待っている場合には、速やかにお知らせ出来るからです。
習い事においては、引っ越しや環境や心境の変化など、続けるのが難しいのは仕方ないこと、と承知しています。
「飽きっぽい性格だから、続けられるかどうか心配です。」という声も、よく聞きます。
ただ、習い事は、実際にやってみなければ合うかどうか分からない、というのが私自身の経験も踏まえた答えです。
また、緊張しやすかったり人見知りのタイプは、慣れるまでの時期に違う種類のストレスを感じてしまうようです。
「習ってみたい。」という気持ちがあるのなら、3ヶ月後の効果や感じ方を目安にして続けてみましょう。
なぜ3ヶ月かというと、新しい経験が脳や身体に染み込むまでには、タイムラグが発生するからです。
人は、何歳であっても、新しい事を学んだり出来なかったことが出来るようになることに、特別な喜びを感じるものです。
それでも、「やはり違う。」「楽しくない。」「先生と合わない。」と感じた場合は、遠慮なく退会を申し出て下さい。
「私が音楽が苦手で楽譜も読めずピアノも弾けないので、練習を見てあげられない。」と不安に思う保護者もいます。
私のケースですが、私の両親も音楽は苦手で、楽譜も読めず楽器も全く弾けませんでした。だから、大丈夫です!
出来ないからこそ、「お母さんに教えてくれる?」と聞けば、お子さんは習ったことを教えてくれます。
ドラマ『ドラゴン桜』でも、「人に教えることは知識を定着させる。」と言っています。ぜひ、生徒役になって下さい。
また、両親がお子さんのピアノを「スゴいね。」と心から喜べるため、お子さんのやる気も上がることでしょう。
これは、大人の方に多い質問です。
楽譜を読むのは、実はそんなに難しくありません。ピアノの楽譜で頻繁に使われる音符(音の高さ)は、たった46個です。
リズムのパターンも同様です。音符や休符の長さの種類を覚えれば、配置が変わっているだけ、と気付くはずです。
趣味で音楽をする場合でも、楽譜が読めた方が練習時間を短縮出来て曲の完成度も上がるため、とても効率的なのです。
丁寧に分かりやすく説明しますので、安心して下さい♪
歌が苦手、または声が出しにくいと感じる場合には、様々な理由があります。
体力的なこと、声帯の周りの筋肉が弱い、メンタル的な理由、音感、リズム感の問題など、人それぞれ違います。
個人レッスンは、パーソナルトレーナーのようなものです。
レッスンしながら本人の問題点が何かを見付けて、処方箋のように練習メニューを作り実践していきますのでご安心下さい。
習い始めは、それでも大丈夫です。
音楽やピアノ奏法の導入としては使うことが出来ます。
ただ、大きな違いは鍵盤の重さです。見た目がそっくりでも、キーボードは軽くてピアノとはタッチが全く違います。
そのため、家のキーボードでは弾けていても、レッスン室のピアノだと音が弱かったりミスが多くなりがちです。
だから、ピアノ ( または電子ピアノ ) を早めに購入する方が、指先の感覚も発達して上達のスピードが速くなるでしょう。
キーボードは、あくまで初期段階の人のための一時的な代替品と考えて下さい。
当教室では、発表会は任意参加にしています。
発表会の日時が、学校行事、他の習い事のイベント、部活の試合、地域の行事などと重なってしまうこともあるからです。
また、まれですが、「発表会が死ぬほど怖い!」という生徒さんも存在します。その場合には、強制はしません。
でも、発表会は、ホールでグランドピアノを弾く貴重な体験が出来ると同時に、演奏会でのマナーを学ぶ場でもあります。
生徒さんが目標に向けて頑張れる良い機会なので、予定が合う場合は出来るだけ参加をおすすめしています。
発表会のお知らせは全員に配布しますので、参加するかどうかは、本人と保護者様で話し合って決めてください。
※初めて一年未満の生徒さんは、発表会は対象外です。ピアノに十分慣れてから本番にチャレンジ、と考えています。
なお、大人の発表会も毎年あります。ピアノ以外の楽器の方もいるので刺激を受け、やる気を持続するのにも役立ちます。
ピアノ発表会は、各教室、先生ごとに生徒さんの雰囲気が結構違うものです。
コンクールに出る生徒さんが多い教室では、豪華なドレス姿の割合が多数を占めます。
コンクールの点数と服装は直接関係ありませんが、立ち居振舞い(ステージマナー)も点数に影響を与えるからでしょう。
一方で、Tシャツにジーンズのような普段着の生徒さんが多いカジュアル過ぎる発表会も存在します。
ただ、その場合、華やかさに欠けます。弾く側も聴く側にも緊張感が無くなり、リハーサル風景のような感じです。
せっかくホールのステージ上でグランドピアノを弾ける良い機会なので、改まった服装の方が見映えもすると思います。
気持ちを高めてくれるような素敵な服装を選んで発表会に参加して、ハレ(非日常)の雰囲気を楽しみましょう♪
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