英語のアルファベットの数は、全部で26個しかありません。この組み合わせだけで英語は成り立っています。
日本語には、ひらがな、カタカナ、漢字があるので、「英語は覚える数が少なくてラク!」と思いませんか?
ところが、英語は発音の種類が日本語より沢山あります。舌や唇の使い方、アクセントやリズムも全く違います。
リスニングが出来ないのは、英語は日本語とは全く違う発音だからです。
周波数も、日本語が1500ヘルツ以下なのに対し、英語は2000~12000ヘルツと、かなり差があります。
英語を聞き取れない人の脳を調べると、なんと「英語を雑音として処理している」そうです。
でも、初歩の段階から、正しい発音を浴びれば、聞き取れるようになります。
注意したいのは、映像ではなく目の前の人の発音を聞く事が脳には効果的、ということです。(脳の実験より)
他のページ『英語耳』(※下参照)にも書きましたが、ミラーニューロンという脳細胞は、映像には反応しません。
だから、○○英語システム、○○イングリッシュ、という何十万円の高額な教材は、実は効果が薄くなります。
『生身の先生の正しい発音を直接聞くこと』が、英語耳を作る上で大事なことなのです。
聞く力(英語耳)が育つと、本人の発音も驚くほど良くなっていきます。
聞く力は、『通じる英語の基礎を作る』という点で、とても重要なのです。
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