オンラインでのレッスンは、本物と比べるとピアノの音質などが劣ります。でも、教室を長く休んでしまうと、手や耳の感覚が衰え、元のレベルに戻るのに時間が掛かってしまいます。だから、オンラインレッスンは「家で出来る安全なレッスン」なのです。一対一なので緊張感も生まれます。また、オンラインレッスンは、台風、大雪、急な用事などで保護者の送迎が難しい時にもメリットがあるかと思います。コロナが終息した後でも、出掛けられない時に『休まずに家でレッスンを受ける』という選択肢が1つ増えます。『基本は対面で、状況によってオンラインも使い分ける』そんなハイブリッドな教室を目指しています。
最近では、コロナウィルスの影響で、学校や学習塾などのオンライン化が急速に進んでいます。でも、オンラインでのピアノレッスンは、どうやるのか良く分からない、難しそう、と感じる方も多いでしょう。 そこで、生徒さんや興味のある方へ向けて、オンラインピアノレッスンについて、分かりやすくまとめてみました。
動画アプリを使用して、インターネットで画面越しにレッスンすることです。自宅でレッスンが受けられるので、忙しい方にもオススメです。生徒さんは、自分の上半身と鍵盤が見える位置に、カメラをセットして下さい。
・次のうちのどれか1つ (スマホ、タブレット、パソコン)・動画なのでWi-Fi環境が必要です。・画面を固定するためのホルダー、 三脚など。(何でもOKです♪)
2種類のどちらかを選んで下さい。●LINE動画 LINE通話のビデオマークを押せば 気軽に始められます。●ZOOM(無料版) まず、無料アプリをダウンロードします。ミーティングの招待メールを送りますので、その中のミーティングIDとパスワードを入力すると繋がります。
・指導者の顔が見えます。(テレビ風)・鍵盤上の指の動きを上から見せます。・楽譜を撮し注意箇所を指摘します。 この3画面の切り替えをしながら レッスンを進めていきます。 (下の写真は上からの画面です。)
オンラインレッスでは、対面と変わるために、指導側も準備時間や工夫が必要で、耳も神経も疲れるからです。
●大雪、台風、又はコロナウィルスで出掛けられない時でも、家でレッスンが受けられます。●送迎(移動)の時間を節約出来ます。●生徒自身が、楽譜の指摘された場所を探して、自分でポイントを書き込むなど、自主性が出てきます。●画面の鍵盤上の指の動きを見ながら、真似していくので、脳トレになります。
●本物に比べると、ピアノの音質が劣り、微妙な強弱が分かりにくいです。●Wi-Fi環境があっても、各家庭の契約会社の電波のスピードなどにより、途切れたり聴こえにくくなる時があります。●他の家族が同じ時間帯にWi-Fiを使っていると、電波が不安定になりがちです。●タイムラグがあるので、対面のように、一緒に拍子を取ったり連弾をすることが出来ません。
・いつものレッスンと変わらなかった。 家族が聴いているから緊張した。 ピアノの音が違っていた。(小4女子)・緊張したけれど2回目からは慣れた。 分かりやすかった。 (小6女子)・いつもと違い新鮮だった。 上からの鍵盤の画面が見やすかった。 (中3女子)
オンラインレッスンは画面越しなので、教える側に工夫、エネルギー、表現力がより求められると感じました。一方、子供達は、オンラインレッスンにすぐに慣れて「適応力がすごい!」と感心してしまいました。オンラインレッスンをして嬉しかった事は、生徒さんのマスク無しの明るい顔を久しぶりに見ることが出来たことです。マスクをしないで対面レッスンが出来る世の中に、早く戻って欲しいですね。 ミント音楽教室
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