最近、YouTubeのオススメに偶然出てきて以来、気になっている音楽ユニットがある。
それは、弦楽器を演奏するグループ『石田組』だ。
石田組率いる組長ことコンサートマスターの石田泰尚さんのルックスがすごい。
グループ名から察しがつくように、極道や任侠映画から抜け出したかのような出で立ちなのだ。
普通に歩いていても、ケンカを売られたり、警察官に職務質問されてしまうのでは、と心配してしまう。
一般的には、バイオリンを弾く人達は、見た目もお坊っちゃま風で裕福な家庭出身の育ちの良い人が多い。
バイオリンのレッスン代はピアノより高い。また、成長と共に楽器のサイズが変わるため、買い替えの費用もかかる。
バイオリニストの多くは、色白で細身、芯が強いけれど少し神経質そうな雰囲気を持っている。(葉加瀬太郎さんは例外)
でも、この人は、バイオリンより日本刀の方が似合う強面だ。脱いだら背中に刺青がありそうにも見える。
ちなみに、上の宣伝写真で石田さんが手にしているのは、刃物ではなく正真正銘バイオリンの弓である。
初対面で会った時に、このルックスで楽器をやっていると言われたら、百歩譲って和太鼓奏者くらいしか考えられない。
興味半分で動画を見てみると、リズムがキレッキレだ。何より、彼自身がすごく楽しそうにバイオリンを弾いている。
彼の影響を受けて、心なしか石田組全体もEXILEファミリーのように男集団の持つ体育会系の匂いがプンプンしている。
そのため、全体的な音量も大きくて迫力があるように思う。
クラシックからロックまで様々なジャンルを演奏しているそうだ。パフォーマンスや際立ったリズム感が特徴的だ。
マグロの解体ショーを見せるかのように生の音楽の美味しさを客席に届けている石田さんの演奏を生で見てみたい。
大胆さと同時に繊細な表現と美しい音色も併せ持つ石田さんのバイオリンに、ギャップ萌えするお客さんも多いだろう。
下の動画は石田組の演奏。ビゼーの『アルルの女組曲』より『ファランドール』(プロヴァンス地方の踊り)
※ドラマ『リバーサルオーケストラ』での劇中演奏は、石田さんがコンサートマスターを務める神奈川フィルハーモニー管弦楽団のもの。
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