私は、東大出身の友人がいる。出会いは英会話スクールだ。
そのクラスは、フリートークやディスカッション中心のクラスだったので、積極的な人が多くて、活気に満ちていた。
日本人同士なのに、英語の会話を通して互いを徐々に知っていくという、何とも不思議な経験をした。
なぜか意気投合し、食事会、飲み会、カラオケなど、みんなで集まったものだ。(そこでも、会話の半分は英語。)
年齢や職業も様々だったが、この中に、東大出身の科学者Kさんがいた。とても楽しい人だった。
友人として行動を共にして、東大生のイメージとは少し違う部分や特に印象に残ったことを紹介。
●子ども時代にジャンクフードやコーラは禁止だった。コーラは憧れの飲み物!(とても健康的な食生活を送っていた。)
●テレビを見ない。そもそも、家にテレビが無い。(貧乏で買えないとかではなく、必要性を全く感じていない。)
●英語での日常会話は難しいと感じている。(日頃、英語で学術論文を読んでいるため、専門用語の方が簡単なのだそう。)
●会話している時に、思わぬ視点からの突っ込みやユニークな感想が出てくる。話題がどんどん広がって面白い。
●研究職のためか、寝なくても集中力がずっと続くらしい。一方、眠ることが下手だという。ハーブティーも効果なし。
●身体を動かすのが好き。プールで何度も偶然に会っているし、走ったりもしている。健康への意識が高い。
【まとめ】
Kさんを見ていると、人生が楽しそうだなぁと思う。
海外旅行が趣味で、秘境のような場所へ行ったり、現地の人とも積極的に交流したり、変わった食べ物も食べている。
好奇心が強く、知らないことは素直に聞いたり調べたりしている。その知識はキチンと整理され、すぐ身になっている。
最近は、自転車でツーリングを楽しみ、狩猟免許も取り、撃った獲物を自ら解体し、ジビエ料理を堪能しているそう。
車に例えれば、エンジンが目茶苦茶大きいスポーツカーみたいな人だ。
しかも、007に出てくるスポーツカーのように、どんどんアップデートして多機能になっていく。進化が止まらない。
心身ともにアクティブで、永遠の少年のような人だなぁ、と思う。決して勉強だけの人ではない、それが結論だ。
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