練習していない?遅刻は嫌?でも休まずにピアノ教室に足を運ぼう♪

2022年04月23日 18:25
カテゴリ: 保護者様へ


以前、教えていたピアノの生徒さんで身体の弱い方がいました。

素質はあったのですが、体調を崩しがちでレッスンが定期的に来られず、結果、進み方が遅くなってしまいました。

また、完璧主義なお子さんなどは、ピアノの宿題をやっていないから行きたくない、と休むことがあるようです。

あと、忙しいお母様などは、遅刻は先生に迷惑がかかるしレッスン時間が短くなるから休もう、と思うかもしれません。

私は、練習出来ていない状態でも、遅刻したとしても、気にせずに教室に足を運んで欲しい、と考えるタイプです。

短くても、時間の範囲内でレッスンを工夫をしたら効果はあるからです。

また、レッスンでは双方向教育の体験が出来ます。家で同じ時間を練習したとしても、緊張感も集中力も全く違います。

また、人生では、準備不足の場合でもベストを尽くす必要がある状況が起こります。メンタルの強化の訓練になります。

完璧主義なお子さんには、教室に行くことが大事だと伝えて下さい。逃げずに、そこで集中すれば良いのです。

レッスンをお休みすることは、少しずつ貯めていたチャージが自然に減ってしまう感じに似ています。

特に、お子さんの脳は、すぐ覚える代わりにすぐ忘れてしまうものです。レッスン間隔を開けないことが大事なのです。

何も気にせずに、淡々と教室に通うことを目標にしましょう。習い事を続けるには、そんな『鈍感力』も必要なのです。

※一年間で無欠席のK君、頑張りましたね。(皆勤賞をプレゼントしました。)

指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

オリジナルの記事を載せています。当サイト内の文章、情報(内容)、写真等の無断掲載及びリライトは、ご遠慮下さい。

記事一覧を見る