ヤクルト1000の売れ行きが好調らしい。ヤクルトの会社の商品の中で、売り上げを牽引しているそうだ。
私の家にも、数ヶ月前にヤクルトレディーが来て「試飲してみて下さい」と手渡してくれた。
飲んでみると、普通のヤクルトより少し大きい。甘過ぎず、すっきりした味で飲みやすかった。
さすがに、1本飲んだだけでは効果は感じられなかったが、パンフレットを見て着眼点がスゴいな、と思った。
ヤクルト1000は、腸内環境の改善に加え『ストレスの緩和』と『睡眠の質の向上』という2つの機能が加わっている。
現在は、コロナ禍が長引き、ほとんどの人がストレスを感じている状態だと思う。グッスリ眠れない人もいるだろう。
ヒット商品になるのも、納得だ。
また、私はヤクルト1000のCMにも注目している。
CMにMISHAさんや辻井伸行さんといったミュージシャンを起用しているからだ。
まず、冒頭と最期の部分のアーティストの白黒の写真に惹き付けられる。このプロとしての表情がとっても良いのだ。
そして、まるで30秒間の情熱大陸のダイジェスト版といった感じのCMからは、彼らの仕事への熱い思いが伝わってくる。
歌手にとって、身体が楽器である。楽器を上手く鳴らすためには、寝不足やストレスは大敵である。
ピアニストも同様だ。毎日長時間の練習をこなすには、気力だけではなく体調を整えることは必須で、音にも影響する。
注文しようかどうか考える。スーパーで売っているヤクルト400なら、10本400円くらいで買えるはずだ。
でも、ヤクルト1000は一本140円もするのだ。毎日飲むとして1ヶ月(30日)で4200円だ。
もし、それで音楽や仕事のパフォーマンスが上がるなら、投資としては決して高くない金額だ。
だが、多分、家族が飲んでしまいそうだな。なら家族全員の分も頼もうか。そうすると結構な金額になる。
そんな主婦的金銭感覚が邪魔をして、いまだに検討中。気になっている商品の一つだ。
※ヤクルト1000の販売のターゲット層は、音楽家ではなく、30代~50代のストレスの多いビジネスパーソンだそうだ。
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