ホテルなどでは、春や秋にブライダルフェアを開催します。
挙式を検討しているカップルが沢山訪れて、模擬結婚式などを実際に見ることができます。
その雰囲気を盛り上げるためのセットの一つとして、生ピアノの演奏が入る時があります。
私はブライダルフェアの時に、ホテルのラウンジでピアノを弾く仕事をしていたことがあります。
弾く時間帯は、10時から18時までで、私を含めた音楽系派遣会社からの3人で、1人30分ずつ交代制でピアノを弾きます。
だから、ラウンジでのピアノの演奏は一日中途切れることはありません。
楽屋 ( 別室 ) での休憩を挟みながらで、出番は5~6回が多いです。
ある日、スケジュールが合わず人数が2人だけになってしまった時がありました。
30分弾いて控え室に戻るのですが、次の演奏までの間隔が短くなります。
ラウンジで弾く音楽は、ゆったりとした静かな曲が多いのですが、常に美しい音を出そうとすることなので、神経を使います。
だから、7回目になると疲労を感じて眠気も出てきます。それは曲の雰囲気のせいもありますが、ミスタッチは禁物です。
もっとリズミカルな曲が弾きたいなぁ、と感じながらも、8回目の演奏は根性 (?) で無事に乗り切ることが出来ました。
実は、人前での演奏は集中時間が長いため、練習時の3倍くらい疲れます。
結局、その日は30分×8回で合計4時間ピアノを演奏しました。
もちろん、30曲程度の曲を本番でもそつなく弾けるように、仕事前にも1時間ほど家で練習をしています。( 合計5時間!)
家に帰ってから、身体の筋肉がガチガチになっているのが分かりました。ピアノを弾く仕事は肉体労働に近い時があるのです!
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