習い事をする時は最初の3か月が大事!

2022年01月12日 08:06
カテゴリ: 保護者様へ


私は、大人になってからも、常に何かしら習い事をしているタイプだ。(コロナ禍になってからは控えている。)  

ピアノと関係ない事を習っているため、同業者の友人に「一体何を目指しているの?」と不思議がられる時もある。

でも、決して三日坊主というわけではなく、結構長く続けるタイプだ。(上達したかどうかは別の話だけれど。)

だから、自慢じゃないが、私は生徒としてベテラン(経験豊富)と言える。(ものすごく低レベルの自慢。)

実際に沢山のことを習ってきて、分かったことがある。最初の3ヶ月が、とても大事なのだ。

この期間は、予想以上に大変だ。すぐ出来ないし、脳が疲れる。運動系だと、身体がヘトヘトになる。

グループレッスンの場合は、1人だけ出来ないから余計にカッコ悪い。2回目は休んじゃおうかな、と思ったりもする。

しかし、毎回このパターンだ。出来ないことには慣れている。

自分に言い聞かせる。「あせりは禁物、結果は先だ。」ごちゃごちゃ考えず、なるべく淡々と通うように意識する。

全く上達していないように思える期間だが、習うための準備(下地)が整う。脳や身体の筋肉が刺激を受けているのだ。

ガーデニングで言えば、土を掘り返して肥料を混ぜている段階だ。そのあと、苗が根を張って成長が始まっていく。

また、この期間は復習も大事である。復習といっても、隙間時間や寝る前に、その日に習ったことを思い出すだけだ。

これを毎回しておくと、記憶がより定着しやすい。一種のイメージトレーニングだ。

というわけで、何を習う時でも、最初の3ヶ月はスタートラインに立つための準備期間だと気楽に考えてみよう。

※この期間を、サイレントピリオド(沈黙の期間)と呼ぶ。それを説明した脳科学者の茂木健一郎さんの動画。↓
https://youtu.be/oMM9Isu_p7I

指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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