ピアノを専門的に弾く人にとって、肩こりは避けられない。程度の差はあれど、職業病と言っていいだろう。
高校の音楽科では、女子ばかりだったため、ピップエレキバンや湿布を貼っている人も見かけた。(花の女子高生なのに)
楽譜を見るために目を酷使するし、練習では長時間同じ姿勢が続くため、身体への負担が大きいのは明らかだ。
肩だけでなく、首、腕、手首、背中、腰にも痛みを伴う場合も珍しいことではない。何だか高齢者みたいな症状である。
対策法は次の通り。
●ストレッチを習慣づける。
●演奏フォームを矯正する。
●運動して筋力を強くする。
●整体、マッサージに通う。
●湿布やマッサージ機器を使う。
●お風呂にゆっくり浸かる。
●ストレスを溜めないようにする。
●血行を良くする食事をする。
●ピアノの練習時間を短くする。
悲しいことに、ピアノ専攻の中では、過度の練習による腱鞘炎などが悪化して、ピアノへの道を断念する人もいる。
身体と上手く付き合い、丁寧なケアをしていくことも、ピアノ上達への一歩とも言える。(スポーツの世界と同じ!)
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