初めて会う人に、話し方で誤解される時がある。仕事柄だと思う。
例えば、体験レッスンでは、幼児でも大人でも年齢関係なく、ゆっくり話している。
初めての場所で、初対面の先生にピアノを習う時は、緊張のため普通の言葉であっても聞き取れない場合があるからだ。
話し方を遅くしてハッキリ発音し、そして使う単語も分かりやすい(やさしい)ものを選んでいる。
その結果、日常生活で初対面の人と話す時にも、サービス精神から仕事のクセが出て、誤解されてしまうことがある。
【誤解パターン①】
テンポが遅い人だと思われる。行動も全てがスローテンポの人と認定される。
【誤解パターン②】
頭の悪い人だと思われる。(使う単語がシンプルのため語彙力が低い人と認識。)
【誤解パターン③】
何だかバカにされているような気になる。(誓ってそんなことはありません!)
元来、私は少し早口だ。生徒さんが慣れるまでは、早口にならないように抑えている。
だから、生徒さんと付き合いが長くなるにつれて、徐々に話すテンポが早くなる傾向にある。(使う単語も変化する。)
【ちなみに他の仕事での似た例】
●看護師→ハキハキ話す。
●介護士→大きい声で話す。
●保育士→高めの元気な声で話す。
このように、仕事柄、本人の元々の話し方と変わってしまうケースは結構あるように思う。
※先日も、幼稚園生の後の大人の男性のレッスンで「おうちで練習して下さいね。」という言葉遣いをしてしまった!
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