レッスンあるある?高校生との世代間ギャップを埋めたい!

2021年12月23日 10:04


ピアノの先生は、幼児からシニアの方まで、幅広い年齢層の生徒さんにレッスンをしている。 

生徒さんの年齢、性格、目的に合わせて、指導方法や教材、時に話し方も少し変えている。

ただ、レッスンでピアノを弾く場合、生徒さんは家で弾く時よりも緊張してしまい、ミスを連発したりする。

そんな時には、生徒さんの緊張をほぐすために、時折短い雑談を入れる時もある。(たまに、脱線することも。)

ある時、男子高校生が雑談で「休みの日は一日中スマホやってます。何から何まで出来るから飽きないっす。」と言う。

ここまでは、想定内の答えだ。私も、スマホは色々便利だと思っている。

ところが、「先生が高校生の時、スマホが無くて、目茶苦茶ヒマだったんじゃないですか?」と逆に質問されたのだ。

この言葉にショックを受けた。私が高校生の時、スマホが無かったけれど、全然ひまじゃなかった。

友人と出掛ける時も、待ち合わせ場所を間違えたり、迷いながら目的地に着いたり、それはそれで楽しかった。

本当にひまな時は、むしろ、ひまを楽しむ(つぶす?)ための工夫をあれこれ考えて、頭の中が忙しかったように思う。

でも、誰もがスマホを持つ世界に生きている高校生にとっては、スマホが無い生活は、退屈極まりない感覚なのだろう。

もしかしたら、世代間ギャップは私が考えている以上に大きいのかもしれない。

けれども、真剣にピアノを弾いている姿を見ると、本質的な部分は同じだなぁ、と感じて、少しホッとする。

指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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