私は生徒さんの顔が分からない。と言っても、認知症や記憶障害の話ではない。
コロナ禍の期間に入会した生徒さんは、最初からマスクを着用した状態なので、目元しか顔を知らないのだ。
レッスンで、ほぼ毎週会っているのに、相手がどんな顔をしているのか知らないというのは、とても不自然なことだ。
意外にも、顔の印象というのは下半分で決まるという。鼻筋、口元(歯並び)、顔の輪郭、多くの表情筋もあるからだ。
生徒さんの声や雰囲気から、マスクの下の顔はこんな感じかな、と想像しているものの、本当は違うかもしれない。
マスクは不快なので、早くコロナ禍が終息して、マスクが要らない世の中になって欲しいと思っている。
でも、マスクを外した時に、生徒さんから「先生ってこんな顔だったの?」とガッカリされないかが気掛かりである。
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