ユンケル(栄養ドリンク)のCMに出ていたイチロー選手は、選手時代、試合前に必ずユンケルを飲んでいたという。
ちなみに、ネーミングの由来は、ドイツ語のjunker(貴公子)からだそう。リズム感があり覚えやすい商品名だと思う。
昨日の記事に書いたピアニスト反田恭平さんも、本番前にユンケルを飲んでいるそうだ。
これには、ちょっと驚いた。私自身は、ピアノの演奏前に栄養ドリンクを飲んだことがなかったからだ。
でも、実を言うと、私も他の分野(英語)では、ユンケルにお世話になっている。
TOEIC塾で有名な中村澄子さんの著書の中に、試験前のユンケルが効く、と書いてあったからだ。
TOEIC試験は、リーディングの量が、とにかく多い。英語の情報処理能力も測るための試験なので、速読が必要になる。
リスニングも、45分間と結構長い。ずっと聴き続けると頭がボーッとしてくる。なのに、最後にいくほど難易度が上がるのだ。
合計200問なので、フルスピードで集中し続けないと高得点にならない。まるで脳の耐久レースのような試験だ。
だから、私は、TOEIC受験の一時間前に、実際にユンケルを飲んでみた。
一回目は失敗だった。カフェインが強いのか成分のためか、空腹で飲んだ私は、試験中に胃が少し痛くなってしまったのだ。
だから、2回目は、ちょっとしたものを食べてからユンケルを飲んで試験を受けてみた。
植物由来と動物由来の様々な生薬が入っているドリンクのせいか、身体が内側から温かくなってくるような気がした。
たぶん、脳の血流も良くなるのだろう。そう考えると、ピアニストが演奏前にユンケルを飲むのは何の不思議もない。
そして、2回目の結果としては、リスニングの点数がグンと伸びて、スコアを目標の800点代に乗せることが出来た。
ただ、この話を家族に話したことで、一つだけ弊害があった。
夫が、子どもの試験が近付くたびに、栄養ドリンクをわざわざ買ってくるようになったことだ。
子どもは子どもで、これを飲んだら点数が上がるのでは?と期待しているのだ。「これを飲めば大丈夫!」と思っている。
しかし、、、。全く勉強しないでユンケルを飲んでも、何の効果もなく、もちろん点数も上がりません!
スポーツ選手、ピアニスト、受験生、やれることは全てやった人の背中を、そっと押してくれるのが栄養ドリンクです。
※私は、決してユンケルの会社の回し者ではありません。念のため。
オリジナルの記事を載せています。当サイト内の文章、情報(内容)、デザイン、写真等の無断転載及びリライトはご遠慮下さい。