ミント音楽教室

ピアノの先生は、インドアタイプで音楽中心のライフスタイルのため、ガーデニングには興味が無い人が多い。

もちろん、素敵だと思っているのだが、手間を考えると億劫になってしまう。
太陽も虫も土も苦手な傾向にある。

けれども、園芸の才能があるのではないか？と思う友人が１人だけいる。英語でいう、green thumbタイプだ。

ピアノの先生をしている友人の家に遊びに行った時、レッスン室の窓一面が緑(植物)のカーテンで覆われいて素敵だった。

でも、葉の形がゴーヤではない。私は、「雰囲気がいいね。とても涼しそう。この植物は何？」と聞いてみた。

「ぶどうなの」「えー？ぶどうって普通の家の庭で作れるの？」と聞くと「そうなの。試しに植えたら育っちゃった。」

「手入れが大変じゃないの？」「全然。ほとんど植えっぱなし。ぶどうも沢山出来て実際に食べられるの。」

窓際まで行って、庭をよく見てみると、なんと、ぶどうの房がいくつもぶら下がっているではないか。

「すごいねー。」ピカピカ光るぶどうは、とってもキレイだった。自宅でぶどう狩りが出来るなんて、驚きだ。

彼女は、人との距離の取り方が上手い。ベタベタしないのに、良いタイミングでサッとかゆい所に手が届くタイプだ。

だから、植物に対しても天性の感覚が働き、ほどよい加減で、無意識的に上手に世話をしているような気がする。

そのぶどうをおみやげにもらって、家で食べていた時、そう思った。

●このフルーツは何でしょう？
　ヒント:レッスン室の窓から見える木
https://www.mintpiano.net/blog/67475/

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