生徒さんが合唱コンクールの伴奏などをする場合は、楽譜をめくらなくて済むよう楽譜をつなげて譜面台に置いて弾く。
長い曲だと、まるで昔の巻物を広げたような感じにも見える。
問題は、発表会での講師演奏の連弾で、本格的な曲を弾く場合である。一人分の楽譜だけで譜面台からはみ出てしまう。
ピアノの先生は感覚派が多いため、そんな事も考えず、本番近くなって一緒に練習してから、やっと楽譜問題に気付く。
「どうしよう!」「縮小コピーは?」「視力的に無理!」「譜めくりを誰かに頼むのは?」「生徒では無理!」
結局、じゃんけんで負けた方、又は暗譜が得意な方が自分のパートを丸ごと暗譜することに決定して、事なきを得る。
※連弾は、プロの演奏会でも譜面を置くことが主流。その場合は、譜めくり担当の人が奥に座っていて楽譜をめくる。
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