ブログあるある!ピアノの先生が文章を書いてみると?

2021年09月09日 08:12
カテゴリ: ブログあるある


ピアノの先生は、学生時代でさえ文章を書く機会が少ない。あるとすれば、作曲家についてのレポート提出くらいだ。

卒業論文も無い。(その代わりに卒業演奏がある。)

そんなピアノの先生が文章を書くと、論文調でも文学的でもない、まるで素人のポエムのような中途半端な文章になる。

そして、デザイン重視の右脳派なので、見た目が可愛く見えるように絵文字(スタンプ)を多用しているのも特徴の一つだ。

字数のかさ増しのため、やたら改行するタイプも多い。余白の方が多いために、読む側はスクロールの回数が多くなる。

また、教師風の文章を書こうとする場合、説明文がだらだらと続くために、取り扱い説明書のようになりやすい。

いずれの文章も何だか読みづらい。私も含め、ピアノ実技に重きを置いて、書くことに時間を割いてこなかった代償だ。

だから、私は文章を書くための本を探してみた。そして、外山滋比古の『知的文章術』という素晴らしい本を見付けた。

この本は、文章を書きたいけれど書き方が分からない、という初心者に向けて書かれている。参考までに一部を紹介。 

●ごく自然に力まずに書く。
●同じことなら面白く表現する。
●必ず毎日何か書く。決して休まない。
●思い切って速く書いてみる。
●余計なことばは使わない。
●文章も漫画くらいの省筆が良い。

本は、口語体で分かりやすく書かれ、なにより著者の文章に対する情熱が直に伝わってくる。(なんと93才で書いた本!)

一冊の本を読んで実際に書き始める読者(私)がいる。強いパワーを持つ文章は、時に人の背中を押してくれるものだ。

※毎日欠かさずブログを続けて、今日で100記事目になりました。以降は不定期で記事をアップしていきます。

指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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