発表会あるある!曲のイメージは大事です!

2021年09月05日 08:37


映画『魔女の宅急便』は、私の好きなジブリ作品の一つだ。

生徒さんのMちゃんの発表会の曲を、その中の一曲『晴れた日に』に決めて、レッスンをしていた。

この曲は、解放感があり、伸びやかさのあるフレーズが特徴だ。

発表会当日、緊張してしまったMちゃんは、なんと一オクターブ下から弾き始めて、そのまま最後まで弾いてしまった。

ミスも少なく、歌えている演奏だったので、もしかしたら、客席の一部の人達は失敗とは思わなかったかもしれない。

でも、一オクターブ低いと、メロディーも伴奏も厚みが出る。それだけで、曲のイメージが原曲と違ってしまうものだ。

つまり、全体的に低音なので、オジサンが高らかに歌っているような感じになっている。

音域が違うために、少女キキのイメージが、まるで別物になってしまった。ちょっぴり残念!

※緊張してしまい、場所を間違えオクターブ上下で弾いてしまうことは、発表会では時々起こる。

指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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