映画『魔女の宅急便』は、私の好きなジブリ作品の一つだ。
生徒さんのMちゃんの発表会の曲を、その中の一曲『晴れた日に』に決めて、レッスンをしていた。
この曲は、解放感があり、伸びやかさのあるフレーズが特徴だ。
発表会当日、緊張してしまったMちゃんは、なんと一オクターブ下から弾き始めて、そのまま最後まで弾いてしまった。
ミスも少なく、歌えている演奏だったので、もしかしたら、客席の一部の人達は失敗とは思わなかったかもしれない。
でも、一オクターブ低いと、メロディーも伴奏も厚みが出る。それだけで、曲のイメージが原曲と違ってしまうものだ。
つまり、全体的に低音なので、オジサンが高らかに歌っているような感じになっている。
音域が違うために、少女キキのイメージが、まるで別物になってしまった。ちょっぴり残念!
※緊張してしまい、場所を間違えオクターブ上下で弾いてしまうことは、発表会では時々起こる。
オリジナルの記事を載せています。当サイト内の文章、情報(内容)、写真等の無断掲載及びリライトは、ご遠慮下さい。