ピアノの先生は、手先が器用だと思われる。では、実際のところ、器用な人が多いのだろうか?
答えは、Yesとも言えるし、Noとも言える。それは、ピアノの先生でも不器用な人は結構いるからだ。
例えば、体操の内村選手は誰が見ても運動神経が抜群に良い。でも、通知表の体育の成績は3だったという。
球技が苦手だったらしい。一つのスポーツに集中して、他には時間を掛けていないことが大きな原因だと思う。
ピアノの先生も同じだ。特に、早い時期から本格的にやっている人は、他のことをする時間が圧倒的に少なくなる。
指を使うのはピアノを弾く時だけ、それも長時間、という極端な環境だ。もちろん刃物などは遠ざけられる。
しかし、本当に指先が不器用な人にピアノなど弾けるはずがない。
結局、表面に見える器用さの大きな差というのは、生活の経験値が高いか低いかだけのように思える。
【結論】
ピアノの先生は指先の運動神経が優れているので、手先の器用さにおいて潜在能力が非常に高いことは間違いない。
※マンガの『すみれ先生は料理したくない』は、主人公の料理のレベルが壊滅的な設定だが、案外あり得るかもと思う。
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