ピアノの先生の中には、手荒れしやすいタイプがいる。
手荒れがひどいため皮膚科に行ったら、独身なのに『主婦湿疹』と診断される。それ以来、ゴム手袋が必需品だ。
食器洗いや掃除をする時には、毎回必ずゴム手袋をして作業する。ゴムで荒れる時は、その内側に綿手袋をはめる。
クリームも小まめに塗り、乾燥する冬の時期は綿の手袋をはめて就寝する。(なぜか、朝には外れている。)
普通の人から見るとドン引きされそうな手荒れ防止対策をしているのは、次の3つの理由からだ。
①生徒さんにピアノを教える時に、お手本を見せる先生の手がガサガサでひび割れでは、見た目にも良くない。
②手荒れは、ピアノを弾くと更に悪化してしまう。鍵盤が血だらけ(!)になったり、絆創膏の成分で鍵盤がベタベタになる。
③手荒れが進むと、赤く腫れて痛くなるだけでなく、ATMやスマホの指紋認証が全く反応しなくなってしまう。
手の皮膚が丈夫だったら楽なのに、と思う。コロナ禍では手洗いや消毒をたくさんするため、普段から気が抜けない。
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