実は電子オルガンの資格を持っている

2021年08月22日 09:16


ピアノ専攻であっても、電子オルガンの演奏や指導の資格を持つ人もいる。音楽教室で働く時に推奨されるからだ。

でも、電子オルガンの資格を持っていても、その楽器に熱中したり上を目指す人は、ほとんどいない。

理由は、以下の通りである。

●電子オルガンのボタン操作が基本的に苦手だったり、面倒に感じてしまう。

●あらかじめ打ち込んだデータと合わせて演奏するので、何だかズルいことをしている感じが否めない。

●人工音が何となく苦手。様々な楽器の音が出せるけれど、やはり本物の音とは微妙に違う。

●内蔵リズムと合わせて演奏するため、常にメトロノームと合わせているような弾かされている感じがする。

●レベルが上がると、コードを使ってのアレンジが中心なので、考えたり楽譜を書いたりに時間が取られる。

●プロ用の電子オルガンは、多機能のために値段がとても高い。お金を出すなら良いピアノを買うのに使いたい。

●鍵盤がとても軽いので、ピアノのタッチに悪影響がありそうな気がする。

そう感じてしまうピアノの先生を例えると、昔ながらの道具を使い腕一本で仕事をする『がんこ職人』である。

※ちなみに、一般的によく使われる『エレクトーン』とは、ヤマハの電子オルガンの商品名。

指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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