ピアノの先生は、普段は指輪をしない。ピアノを弾く時に邪魔になるからだ。
でも、お気に入りの指輪を持っている。悩みは、はめた途端に石が横向きになったり裏側に回ってしまうこと。
ピアノの経験が長いと、第二関節が徐々にしっかりして太くなる傾向にある。
また、上からスラッと見える指でも、横から見ると第二関節の下は筋肉で子持ちししゃものお腹のようになっている。
それなのに根元は細いままなので、石付きの指輪がくるくる回ってしまい、きちんと止まらない。
ごくたまに指輪を身に付ける時は、敬礼のように指をくっ付けたままにしたり、こまめに戻すため、ストレスを感じる。
だから、指輪が好きな人や手のモデルになりたい人には、ピアノはあまり勧められない。
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