毎回ではないが、ピアノを練習していると3倍くらい時間の進み方が速い。時計を見てビックリすることもしばしば。
SFのように瞬間的に異次元の世界に行ってきたのかも、と思うくらいだ。
この現象は、専門的にはフロー(flow)と言うらしい。人が極限に集中している状態(?)のことを指す。
面白いことに、目標がスキルより高過ぎる時にはストレスや不安でフローの状態にはならない。
逆に、目標がスキルより低過ぎても退屈でフローは起きにくいそうだ。
データによると、達成出来る可能性が70パーセント以上の時に最もフロー状態になりやすいそうだ。
ということは、自分の曲の選び方が単に背伸びをしていないだけ、ということが分かる。
だから、高い目標を掲げていない私の場合には、『フロー』という大袈裟な表現とは、ちょっと違うような気がする。
オリジナルの記事を載せています。当サイト内の文章、情報(内容)、写真等の無断掲載及びリライトは、ご遠慮下さい。