中国人のピアニストのユジャ・ワンのコンサートに行った時、超絶技巧と同時にドレスの布面積が少ないことにも驚く。
前方の真ん中の良い席に座っていたが、逆に目のやり場に困ってしまう。ミニドレスは、下着が見えそうなほど短い。
演奏を聴いているのだが、リズムに合わせて小刻みに揺れるユジャ・ワンの肉体が目に入るため、何だか落ち着かない。
だから、お客さんが純粋に音楽の世界に集中するためには、演奏者は肌を出来るだけ隠した方が良いような気がする。
でも、健康的でアスリートのように引き締まった身体は、同性から見ても素敵だと思う。特に背中が美しい。
陸上選手のユニフォームを着ても違和感が無い身体をしているピアニストは、ユジャ・ワンくらいなのではないか。
また、この衣装だと、ピアノを弾く時の筋肉の細かい動きを、目で確認出来る。打鍵の研究などにも役立ちそうだ。
特筆すべきは、10センチ以上の高さのあるルブタンのピンヒールを履いてペダルを踏んでいること。
ピアノのペダルは、踏む深さを変えたり微妙な加減が必要なので、ピンヒールで演奏する人はまれである。すごい脚力!
ユジャ・ワンのお母さんはダンサーだそうで、その遺伝子を受け継いだに違いない。
身体の筋肉量、柔軟性、体幹などが非常に優れていて、それが超絶技巧を可能にしている体育会系のピアニストだ。
※ユジャ・ワンの衣装を楽しみにコンサートに来る男性客も多いらしい。
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