聖徳太子は、一度に10人の話を理解出来たそうだ。耳が良かったに違いない。
音楽高校などでは『聴音』という変わった授業がある。先生がピアノで弾く音を、ひたすら五線譜に書き取っていく。
その音は、一つの音だけでなく、リズム、和音、複数のメロディーと様々だ。
集中するためにシーンとした教室内に、ピアノの音と紙に書き込む音だけが響く。これが2時間ぶっ続けだ。
そういう訓練をしてきて耳が多少良くなっているはずだが、日常生活において聴音が役立ったことは一度もない。
聖徳太子のように一度に沢山の人に話しかけられる機会もない。でも、さすがに言葉の場合は聞き分けが難しそうだ。
※通販サイトで『聖徳太子の耳養成キット』という教材CDを発見。あらゆる能力を向上させる(?)らしい。
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●音楽科あるある!
体育の先生に嫌われている?
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