写真のクリスマスローズは、『バレンタイングリーン』という品種です♪
私はクリスマスローズが好きです。殺風景な冬の終わりの庭先に、小さな明かりを灯すかのように咲くからです。
庭では目立たない存在だけれども、間近で見ると優雅さや気品が感じられる花です。
20年前、店頭のクリスマスローズの苗は高価だったため、葉っぱが2枚くらいの小さな苗を、かなり悩んだ末に購入しました。
『開花見込み株』と札が付いたので、庭先に植えて花が咲くのを楽しみにしていましたが、その年は咲きませんでした。
次の年も、その次の年も咲きませんでした。しかし、葉の色も濃くなり、枚数も徐々に増えて、元気そうに見えました。
その存在をほとんど忘れかけていた4年目のある日、葉の後ろに小さなつぼみを発見しました。
数日後に咲いた花は、まるで自ら光を放っているかのような神々しい美しさでした。
ピアノの生徒さんの成長過程もクリスマスローズの苗の成長に似ていると感じます。
両手の指の1本1本を自由にコントロールしてピアノを演奏出来るようになるまでには、たくさんの過程と時間が必要です。
最初の数年では、丁寧に時間をかけて音楽の根を張らせて葉を増やしていき、その先に花を咲かせることが出来るのです。
だから、保護者の皆様、お子さんたちの成長を焦らずゆっくり見守って下さいね。
ちなみに、クリスマスローズの寿命は10年~40年、または半永久的とも言われています。
樹木ではなく、背丈20~40cmほどの小さな植物なのに、驚きの生命力ですね!
生徒さん達の音楽との出会いが、クリスマスローズのように長い人生の友のような存在になりますように…。
子どもたちの中にある音楽の芽を、ゆっくり大切に育てていきたいと思っています。
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