教室入り口の左側にあるバイカウツギ ( 梅花空木 ) が、現在満開となっています。
今週、何人もの生徒さんやお母様から、「あの白い花は何?」と聞かれたので、改めてブログに書くことにしました。
バイカウツギは、樹形も整いづらく、葉も濃い緑色で特に特徴がないため、花が無い時期は、とっても地味な低木です。
でも、真っ白な花が咲くと、濃い緑色の葉が引き立て役となって、美しさが際立ちます。
近くでよく見てみると、バイカウツギの花はシンプルで素朴ですが、固まって咲くことで華やかさがプラスされます。
花言葉は、『思い出』『気品』です。
清楚で爽やかな純白の花は、映画『ローマの休日』でのオードリー・ヘップバーンをイメージさせます。
小1のMちゃんは、「私、この花が一番好き!」と言っていました。
この花のもう一つの特徴は、優しい感じのする香りです。香水の原料として使われることもあるそうです。
店頭に並んでいるお花も華やかで素敵ですが、それ以外の地味な植物や木々の花も、特有の美しさや個性があるから好きです。
庭には、そんな植物をいくつか選んで植えていますが、生徒さんや保護者さんが、その魅力に気付いてくれて嬉しいです。
期間限定ですが、レッスンのついでにバイカウツギの甘い香りも楽しんで下さいね。おだやかで幸せな気分になれます♪
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