中学生のMさんが、校内合唱コンクールで最優秀伴奏者賞に選ばれました。おめでとうございます!
3ヶ月以上の準備期間中、Mさんは運動部で体力的にもキツイ時があったはずですが、一度もレッスンを休みませんでした。
保護者様の体調管理や、声掛けなどの心理的サポートも大きかったのではないかと思います。ありがとうございました。
私がMさんとのレッスンで気付かされたことを皆さんにお話します。
ある日のレッスン中、Mさんに「最優秀伴奏者賞は狙ってないよね?」と聞いた時、「欲しいです!」と即答したのです。
Mさんは、教則本がすごく進んでるわけではなく、しかも2年生です。
私の過去の経験からすると、最優秀賞に選ばれるのは、ほぼ3年生と言って間違いないです。
まず、3年生の曲の方が、歌も伴奏もレベル的に難しいことが挙げられます。
3年生は場数を踏んでいることに加え、同じ位の演奏レベルなら、3年生に花を持たせる(賞をあげる)傾向があります。
不可能ではありませんが、相当差を付けない限り、2年生が選ばれることはないのです。
心の中で、賞を貰うことは難しいな、と思ったのですが、「では、一緒に頑張りましょうね!」と答えました。
準備期間中、レッスンで様々なアドバイスや対策をしてきました。夏休みも普段のレッスンに加えて補講レッスンをしました。
課題を毎回出すと、Mさんは次のレッスンではほとんど出来るようになっていて、家での練習の成果が感じられました。
だから、賞を貰ったと聞いて、本当に嬉しく思いました。
Mさん、おめでとう!本番の集中力を引き寄せたのは、まぎれもなく日頃の努力と強い気持ちです!がんばりましたね♪
言葉は言霊とも言います。自分が発した言葉には、力が宿ります。
Mさんが努力を続けたことに加えて、最優秀伴奏賞が欲しいです、と宣言して意識したことは、とても大きいと感じました。
だから、指導者側も生徒さんの可能性を自分の物差しで測って決めつけないようにしなければ、と思いました。
保護者の皆様、もし、お子さんの目標が高くても、ご自分の物差しの目盛りを広げて、その可能性を心から信じて下さいね♪
【合唱コンクールのピアノ伴奏を上手く弾くためには?】
https://www.mintpiano.net/blog/46037/
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