昨日のレッスンの時に、嬉しいことがありました。
ピアノの生徒のS君に「もう時間だから終わりね。」と言ったら、「えー!もう?あっという間だった!」と言われたのです。
本人の感覚では、「レッスンが始まったと思ったら、すぐ終わっちゃった!」らしいのです。
もちろん、教室によってはレッスン時間が元々15分や20分と短い場合もありますが、当教室は40分レッスンです。
40分レッスンを、あっという間に感じたということは、集中状態が続いていたからだと思います。
ちなみに、子どもの集中力の持続時間の目安は、幼児から小学校低学年の場合は、『年齢プラス1(分)』と言われています。
そう考えると、昨日のS君の集中力はすごいですね。一種のフロー状態だったのかもしれません。
S君は、秋のピアノの発表会に向けて、普段より難しい曲を頑張っています。
レッスンでは反復練習も多くなり、情報量も増えるため、脳や身体に負荷がかかります。
昨日は、はっきりアクセントを付けて弾く練習や、メトロノームと合わせる練習も追加していました。
少し弾かせ過ぎちゃったかな、と感じていたのに、S君がレッスンを短く感じていたことが分かり、とても嬉しかったです。
最初の頃のS君は、「ピアノの鍵盤が重い。」「弾くのが疲れる。」「難しい。」「そんなの出来ないよ。」と言いがちでした。
でも、ピアノを始めてから1年5か月が経ち、最近では、「もう一回やってみる!」とポジティブで自己肯定感も高いです。
ピアノを弾くための筋力の成長も見られ、指や腕が疲れたと言わなくなりました。
歌い方やリズムの取り方にも、自己表現の片鱗が見えてきました。ピアノの音も楽しんでいるように感じます。
これからも、短く感じられるようなレッスンが出来るように、先生も頑張りますね!(ちょっとハードルが高いけれど、、。)
お母様、温かい励ましの言葉や自宅で練習を見て下さることが、S君のやる気につながっています。ありがとうございます♪
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