幼児の手指の筋力低下や不器用さはコロナ禍の影響?


30年以上ピアノ指導をしてきて、最近とても気になっていることがあります。

幼児から小学校低学年の生徒さん達の筋力が、以前と比べて極端に落ちてしまっていて、かつ不器用になっていると感じます。

ピアノの音がしっかり鳴らせない、もしくは弱い音しか出せない、強弱はもちろん付けられません。

数回練習しただけで「疲れた。」と言うお子さんや、ピアノの鍵盤を押すだけで「指が痛い。」と訴えるケースもあります。

指を鍵盤に真っ直ぐに下ろせず変な方向に指が向いてしまうタイプは、ミスタッチが多くなってしまいます。

または、椅子に真っ直ぐ座ることが難しくて、背もたれを使いたがるケースも多く見られます。体幹や背筋力が弱いようです。

それらの場合には、基本的な動きがスムーズに出来ないため、スタート以前の段階から指導する必要が生じます。

沢山の生徒を指導してきましたが、特に幼児さん達が全体的に不器用で手指の発達や筋力が1才~2才位遅れていると感じます。

思い当たる原因は、コロナ禍での行動自粛です。幼児期の数年にこの環境で過ごした影響が強く出ているように思います。

更に、現在の生活はどんどん便利になっています。共働きで忙しく、家庭でお手伝いをすることも少なくなっているようです。

ゲームやスマホの過度な使用が原因で、子どもの指の変形などの症例も、整形外科の先生によって報告されているようです。

日常生活や遊びの中で、様々な違った動きをすることは、手指や筋力の発達だけでなく、脳の発達にも繋がるそうです。

当教室では、その問題を早期解決するために、指の発達トレーニングを初期段階からレッスンに取り入れています。

楽しく遊びながら、ピアノを弾くための手指の運動神経や筋力を徐々に作っていきます。

嬉しいことに、どのお子さんも楽しそうに取り組んでいて、しかも少しずつ効果が上がっています♪


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指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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