発表会前一週間のピアノの先生の生活は?


年中さんのMちゃんのレッスンで、ロシア民謡の『一週間』を始めた。ピアノで弾く前に、まず一緒に歌ってみた。

♪月曜日に市場に出かけ~、糸と麻を買ってきた~、テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー、テュリャテュリャテュリャテュリャリャ~♪

短調の曲だけれども、軽快なリズムのため、楽しさと面白さが共存している曲だ。Mちゃんも、リズミカルに歌っている。

ちなみに、テュリャという言葉に深い意味はなく、掛け声のようなものらしい。

そこで、今回はピアノの先生の発表会前の一週間を挙げてみようと思い付いた。色々な先生のタイプを紹介しよう。


【タイプA】怒りまくる

古い時代の先生に多い。弾けていない生徒の演奏にストレスを感じ、怒りをぶつける。生徒は嵐が過ぎるまでじっと耐える。


【タイプB】声がかすれる

普段よりも大きな声で熱心にレッスンするため、喉に負担がかかり声がかすれる。ハチミツやハーブ系ののど飴がお気に入り。


【タイプC】胃薬を常用

ストレスが胃に来るタイプは、胃がズキズキ痛くなったり、食欲が落ちてしまうこともある。胃薬の減りが、とても早い。


【タイプD】食欲全開

レッスンでエネルギーを消耗するから、とてもお腹がすく。そのため沢山食べる。脳の疲れからか、甘い物も大量摂取する。


【タイプE】にわかダイエット

1ヶ月前に購入した発表会用のワンピースのファスナーが上がらない。慌ててダイエットをする。間に合わないこともある。


【タイプF】断酒で願掛け

何の根拠もないが、発表会が無事に済むことを願って、大好きなアルコールを断つ。発表会終了後の晩酌を楽しみにしている。


【タイプG】ピアノを猛練習

講師演奏がある先生は、周りがドン引きするくらいピアノを毎日猛練習している。腱鞘炎気味の人は、湿布の減りが早くなる。


【タイプH】料理は手抜き

家族がいる場合には、おかずが一品少なくなる。不満そうな家族の表情に気付くものの、無言の圧力をかけて何も言わせない。


【タイプI】悪夢を見る

生徒さんの気持ち(怖さや緊張)の波動を受けるせいもあるのか、悪夢を見がちである。会場に間に合わないパターンが多い。


【タイプJ】なぜか大忙し

スケジュールに余裕を持たせているのに、子どもの怪我や体調不良、体験レッスンの申し込み、急用などで必ず忙しくなる。


【タイプK】体調不良

疲労やストレスが原因で、体調が悪化する人もいる。その場合は、病院、歯医者、整体などに通院する。肌荒れもしがちだ。



【まとめ】

発表会前の一週間は、どんなピアノの先生であってもストレスを感じるものである。

ただ、ストレスの出方、発表会へのマインド、生活スタイルなどは、人それぞれ違っている。

心穏やかに発表会前の一週間を過ごしたいと思っているのだが、なかなか難しい。

※上のイラストは、直前でもこんな風でありたいという理想のイメージ。しかし、現実は、もっと必死で余裕がない状態だ。


●ブログ記事『発表会後のピアノの先生の行動パターンとは?』
https://www.mintpiano.net/blog/73311/

指導歴30年以上、TOEICスコア805点で英検準一級も保有する、歌って弾けるピアノ教師が記事を書いています♪

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